土木会新会長挨拶

One Team for the alumni

 土木会会長 末岡眞純

 皆様こんにちわ、一言ご挨拶申し上げます。会員の皆様には緊急事態宣言から突然Online授業、テレワーク、新たな就職活動、ステイホームと取り組んでおられると思います。今年は大学名が15年ぶりに首都大学東京から東京都立大学に変更されましたが、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催が延期され、コロナ対応の年となりました。

 私はこの4月から伝統ある土木会の会長を仰せつかりました末岡眞純と申します。昭和49年学部を同51年に工学研究科を卒業しました。学部時代は軟式テニス部に属し、研究科の時は深沢キャンパスと建設省の土木研究所を往復していました。就職してから約45年間全国で高速道路事業に関わってきて、漸く東京に戻って参りました。 

 最近この土木会や地下研、八雲会、同窓会、寄付講座等大学関係の活動に参加し、大学には意外と潤沢な予算がある、約7%に達する留学生が学んでいる、都市基盤環境学域には日本人の博士課程希望者が少ない、英語による授業が行われている事などを知り大学が徐々に身近な存在に成っています。

 最近、社会のキーワードはSDGs、地球温暖化、災害、老朽化、女性活躍、少子高齢化、働き方改革、社会保障、インバウンド観光、地方創生,IT・AI、新型コロナウイルス、経済再建、MaaSであり、右肩上がりを歩いた我々の時代とは異なる時代に突入した感があります。これから50年間はどういう時代になるのでしょうか。これから社会に出る学生さんはこれまでに経験のない時代を乗り超え、豊かな社会や個人生活を創造して行かねばならないかもしれません。

 こうした中、我々が関係する土木インフラは日本の経済・文化・社会を支え国の発展の基盤であり、災害対応や国土保全、高度情報の場として国民から期待される公共財だと思います。一方グローバル時代、地球環境対策、エネルギー転換、財源問題にスーピード感を持った対応が求められる時代でもあります。

 今後どういう社会にして行くのか哲学が重要と思われます。不確実な時代でもありますが、世代や国境を超えた情報交換が極めて重要で、周知を集め大胆に新しい価値観を取り入れ解決の方向性を決めていく時代、新創造の時代ともいえます。

 この土木会が大学、教職員、OB、在学生、留学生がOne Teamで情報交換や価値創造の場そして皆で遊び学ぶ場であると良いなと思います。土木会は今年も8月21日(金)市ヶ谷私学会館で総会・特別講演会・交流会、秋に若手OBとの学生交流会、3月に卒論・修論の表彰を計画しています。少し変わる土木会が求められています。これらの活動のために、関係各位のご参加、ご理解、ご支援を心からお願い申し上げます。(2020.5.1)